カレ・ド・ブルターニュ は高品質を保証するA.O.C.対象チーズです
500種類にもおよぶフランスチーズの中で、フランス原産地呼称委員会が定める厳しい基準を満たしているわずか35種しかAOCを取得していません。伝統的な製法で作られた質の高い食料品を守り、類似品との違いを明確にするためのフランスの制度で1955年に作られました。チーズの他にはワインなどにも与えられ、おもに酪農製品を対象としています。
カレ・ド・ブルターニュの分類される
「白カビタイプ」のチーズって?
日本でもよく知られているカマンベールやブリーを筆頭に味わい豊かなチーズの多い白カビタイプ。ミルクに乳酸菌や酵素を混ぜ固めて、丹念に水分を抜いて成形したチーズの表面に、白かびを植えつけて熟成させたチーズです。
ほんのりした独特の苦みはありますがチーズ初心者でもおいしく食べられ、同じチーズでも熟成の違いによって味が変わるのも特徴的で、パンやクラッカーなどお好みの食材にディップしたり、フルーツに合わせたりと楽しみ方は盛りだくさんです。
保存方法
保存の最大のポイントは湿度を保つことで、乾燥してしまうと繊細な旨味を大きく損ねます。使い切らない場合には購入時の包装を捨てずに、切り口を覆ったり、密閉できる容器やジッパー式バッグで、湿度を保てる冷蔵庫内の野菜室に入れます。